
偏土圧の発生が想定される地形または地質構造の場合は使用しないでください。
掘削は、支保工の設計計算で定められた掘削深さを超えないように行ってください。
スルーサーBとリース材を地組みしてから設置してください。スルーサーBとリース材は、カバープレートにより確実に連結してください。また、リース材はよく整備されたものを使用してください。
なお、スルーサーBを使用した山留め材の設置では、製品空洞部と鉄筋の位置関係が重要となります。事前に測量を行い、設置位置を決定してください。設置後は、切梁に対して基準を上回る上載荷重を載荷しないで下さい。
切梁が2段以上計画されている場合は、上段の切梁設置後、下げ振りを垂らし、下段の切梁が同位置にあるか確認してください。

支保工設置
製品空洞部の丸鋼と鉄筋が干渉し、物理的に交わすことができない場合は、基準の許容値範囲内で鉄筋位置を移動してください。
また、帯鉄筋にフックがあるため製品空洞部に通せない場合は、継手方法をフレアー溶接継手または機械継手に変更するか(この場合には事前に発注者の承認を受けてください)、軸方向鉄筋(主鉄筋)を建て込む前に帯鉄筋を設置してください。

鉄筋組立
型枠の設置では、切梁位置での型枠パネルをあらかじめ箱抜きしておいてください。箱抜きの範囲は、脱枠後にスルーサーB製品空洞部の丸鋼をガス切断するスペースを確保するため、製品空洞部の左右側及び上側を約10cm、下側を5cm程度としてください。箱抜きの深さは、コンクリート標準仕様書で定められたかぶりを確保できる深さとしてください。
箱抜きは、コンパネあるいは発砲スチロールによる方法で行ってください。

型枠設置
切梁直下でコンクリートの打設を一旦止め、沈下が収まるのを待ってから次の打設を行ってください。 また、バイブレーターをスルーサーBに当てないようにしてください。
コンクリート養生時には可能な限り重機による振動は避け、乾燥収縮を避けるため養生シートで覆ってください。

コンクリート打設
リース材とスルーサーBを連結していたカバープレートを外して、リース材を撤去してください。
過度な偏土圧が生じないよう、躯体周辺の埋め戻し作業は均等に行い、切梁の撤去作業は両側ほぼ同時に行ってください。ジャッキが締まって切梁の撤去が困難な場合は、スルーサーB製品連結部のH形鋼をガス等で切断して撤去してください。

支保工撤去
スルーサーB製品空洞部の丸鋼をガス等で切断し、撤去してください。切断位置は、箱抜き面より10mm手前で切断してください。
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| スルーサーB切断 | 切断完了 |
コンクリート断面修復に準じて箱抜き部にプライマーを塗布し、表面仕上げ材を打設してください。表面仕上げ材には、所定の強度を有する無収縮モルタルなどを使用してください。
無収縮モルタルを打設する方法としては、外型枠を取り付け、上部隙間からモルタルを直接流し込む方法と、グラウトポンプにより下部注入口より充填する方法があります。

表面仕上げ