株式会社三研テクノクリエイト
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スルーサーA施工フロー

コンクリート下地処理→アンカーの埋め込み→スルーサーAの設置→山留め材の設置→コンクリート下地処理→鉄筋の組立→木枠の設置→止水ゴムの取付け→型枠の設置→コンクリートの打設→養生→型枠の撤去→山留め材の撤去→表面仕上げ

スルーサーA施工要領

コンクリート下地処理

スルーサーAを設置する前に、既設橋脚面に付着している粉塵、レイタンス等の汚れをディスクサンダー等で除去します。また、コンクリート面に豆板等の不良部分があれば取り除きます。


下地処理

アンカーの埋め込み

孔あけ位置のマ−キング

スルーサーA設置位置の墨出しを行った後、マーキング専用のテンプレートを使用して、スプレー式ペンキにより、孔あけ位置のマーキングを行ってください。

孔あけ

孔あけはハンドドリルによりスルーサーA設置面に対して直角または水平に行い、孔あけ後は孔内のほこりを確実に除去します。

エポキシ樹脂塗布

スルーサーA本体を設置する前に、既設橋脚との接着効果の他、コンクリート面の不陸整生やスルーサーAからの圧力を接地面に対して均等に伝えるため、パテ用エポキシ系接着剤を塗布します。

エポキシ樹脂参考資料

アンカーの埋め込み

打ち込み式金属拡張アンカーを確実に埋め込んでください。
なお、アンカー径は切梁サイズH200〜H350用はM16を使用して頂き、
切梁サイズH400用はM20を使用してください。

打ち込み式金属拡張アンカー参考資料

打ち込み式金属拡張アンカー以外のケミカルアンカーなどで設置する場合は、それらのアンカー孔に応じた仕様の製品を作成いたしますのでご相談ください。

スルーサーA本体の設置

設置方法

スルーサーA本体を既設橋脚に設置する方法として、スルーサーA単独先行して設置する方法および切梁と連結一体にした後に設置する方法がありますが、どちらの方法にしても切梁の架設は、腹起し側から仮締めし、キリンジャッキの長さ調整により、スルーサーA側(既設橋脚側)に押し当て、連結(設置)を行ってください。

スルーサーA設置

スルーサーA設置方法
単独先行方法 連結一体方法

曲線部の設置

既設橋脚の断面形状が円形または小判形で、スルーサーA本体を曲線部に設置する場合は、既設橋脚接合面の整形が必要となります。

接合面の整形は、スルーサーAのベースプレート幅または丸棒外郭幅だけ、接合面が平坦になるようにディスクサンダー等で削ってください。

接合面の整形平面図
曲率半径が大きい場合 曲率半径が小さい場合

テーパー部の設置

既設橋脚にテーパー(鉛直方向の傾斜)がある場合でも、スルーサーA本体は水平に取り付けて下さい。このため、テーパー部はディスクサンダー等で切削するか、または、モルタルで調整し、壁面が垂直となるようにして下さい。

なお、巻立てを等厚で行う場合には、スルーサーA・トッププレートの上部と下部で表面仕上げのかぶりが異なりますが、上部の最小かぶりは30mmとして下さい。

テーパー部の設置側面図
等厚巻立て 不等厚巻立て

中間貫通PC鋼棒設置区間の設置

橋脚根元付近をPC鋼棒で補強するため、上部巻立て厚より厚くなった区間にスルーサーAを使用する場合は、上部と下部で各巻立て厚に対応する型式のスルーサーAを使用して下さい(図9-1)。

ただし、軸方向鉄筋が下部のスルーサーAの中間補鋼材と干渉し、設置できない場合は上部巻立て厚と同じ型式、または設置可能な型式のスルーサーAを使用して下さい(図9-2)。

図9-1
軸方向鉄筋と中間補鋼材が
干渉しない場合
図9-2
軸方向鉄筋と中間補鋼材が
干渉する場合

山留め材の設置

コンクリート下地処理

コンクリート下地処理後には、スルーサーAに付着した粉塵をウォータージェット等で洗浄しておいてください。

鉄筋の組立

軸方向鉄筋がスルーサーA丸棒に干渉するようでしたら、基準の許容値範囲内で鉄筋位置を移動してください。

木枠の設置

木枠は、スルーサーA本体と切梁との連結部を箱抜き(厚さ3cmの凹部)する型枠材です。その目的は、切梁が撤去された後のスルーサーA・トッププレート露出部を、ポリマーセメントモルタルで覆い隠すためです。

木枠の設置(直線部) 木枠の設置(曲線部)

スルーサーA本体がテーパーのない平坦な壁面に設置される場合には通常の木枠を使用しますが、曲線部の巻立てや、テーパーがあっても巻立てが等厚の場合は、それらに応じた木枠を使用して下さい。

なお、曲線部やテーパー部用の木枠の加工は当社で致します(別途、加工料金が加算されます)。

型枠の設置

型枠の設置では、切梁位置での型枠パネルをあらかじめ箱抜きしておいてください。

コンクリートの打設

切梁直下でコンクリートの打設を一旦止め、沈下が収まるのを待ってから次の打設を行ってください。 また、バイブレーターをスルーサーAに当てないようにしてください。

可能な限り重機による振動は避け、乾燥収縮を避けるため養生シートで覆ってください。

山留め材の撤去

山留め材設置・撤去基準に準じてください。

表面仕上げ

コンクリート断面修復に準じて箱抜き部にプライマーを塗布し、その上からポリマーセメントモルタルを左官コテで仕上げてください。

  (1) (2)
プライマー参考資料 ショーボンド 日本シーカ
ポリマーセメントモルタル参考資料 住友大阪セメント 日本シーカ

スルーサーA製品案内

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